鈴本演芸場 九月中席 – 柳家花緑の目黒のさんま

寄席
寄席

まだ見たことが無かった柳家花緑が鈴本の昼席でトリをとっていたので、この機会に行ってきました。人気者なので、貴重な機会ですね。

定席の寄席では近い一門が揃うことが多いので、花緑を見たことが無ければ、その弟子たちを見る機会もなかなかありません。そのため今回は初めて見る方が多く、新鮮な日になりました。

トリの花緑は「目黒のさんま」。話自体が季節の定番であるからか、早々にネタを宣言していました。この話あんまり面白くないんですよねと断っておいてから、古典落語に山手線が出てくる程度には、コミカルに脚色していました(目黒を恵比寿や五反田と間違える)。また登場人物になぞらえて、自身を落語界のおぼっちゃまと紹介していました。そのうち小さんの名跡を継ぐのかしら。

この日は橘屋圓太郎の「化物使い」も聞くことができました。NHKの日本の話芸でやっていた演目ですね。NHKは演者が左右を見るときに、なぜかカメラを切り替えて正面から撮ろうとするので、ちょっと聞きにくいんです。ですので、今回直接聞くことができてよかったです。結構長い演目で、たぶん20分くらいかかってた気がします。

本日の出演者。

昼と夜の両方に馬石が登場するという珍しい出来事が起きてました。

タイトルとURLをコピーしました