先日テレビで紹介されたあんこ職人の製造方法を見て衝撃を受けました。ちょうどお彼岸の季節なので、おはぎを作ることに。
小幡寿康さんのつくり方のポイント
テレビで紹介されたは小幡寿康さんは、もともと和菓子屋の職人で、今は全国を回る指導者だそうです。その特徴は、小豆を最初に熱湯で洗って灰汁をおさえる「豆殺し」と、あんこの雑味をとる「へそ外し」にあります。
この白い部分が「へそ」で、これが雑味の元だそうです。
テレビで見ると、自分でもできそうと思ったのですが、そんなに甘くないです。あんこなのに。
材料
ーあんこー
小豆 200g
砂糖 200g
ーもちー
もち米 2/3合
うるち米 1/3合
小豆と砂糖は等量にしてます。好みで砂糖を少なくしてもいいかも。
もち米にはうるち米を少し混ぜてます。その方が時間がたっても固くなりにくいのですが、すぐに食べるならもち米だけでも問題無いです。
全部おはぎにすればちょうどいい分量ですが、もちが内側のきな粉おはぎも作ったので、少しあんこが余りました。
北海道十勝産小豆(生産者限定) / 200g 富澤商店
滋賀県産 羽二重もち / 1kg 富澤商店
作り方
まず熱湯で小豆を洗います。
テレビで泡立て器を使っていたので、マネして使ってます。
隣に写っているのは米です。
続けてお湯で小豆をゆでていきます。
沸騰すると香りが飛ぶそうなので、時々火を止めながら30分。
へそ、外れてる?
皮が破れてる豆も出てきたので、ここでお湯を捨てることにします。
ざるでお湯を切ります。
へそが外れていれば、下のボウルにたまっているはずなのですが…。
テレビではこの捨てたお湯にドロッとしたへそがたまっていたのですが、サラサラしてますね。
これはつまり…
失敗!
いや失敗と言いましても、この後普通のつくり方に戻るだけです。柔らかくなるまで煮て、砂糖を入れます。ただ「へそ外し」に成功していれば、ここから5分くらいで柔らかくなるらしいですが、へそが外れていないので結局ここから30分以上かかってます。
なんだかんだトラブルはありましたが、一応完成しました。
出来上がり
できました!
和菓子と和服の組み合わせ。
きな粉おはぎも並べてみました。ちょっと貧相。
きな粉をもっと贅沢にまぶした方がいいですね。
全部でおはぎ4つ+きな粉おはぎ2つに、あんこが少々余る量でした。
色々ありましたが、おいしくいただきましたよ!
次はもっとゆで時間を長くするか…。また挑戦します!