リバタリアン宣言 / 蔵研也

読書感想文
読書感想文

運転免許の更新が近づくと、世の中の規制について色々考えてしまいます。

本の対象

まずは帯の文章を引用します。
(サムネの写真は図書館で借りた本なので帯がついていません…。)

ウヨクでもサヨクでもない、
ニッポンの勝ち組エリートとアメリカのセレブが考えていること。

リバタリアン宣言の帯 / 版元ドットコム

これだけ読むと、高所得者の節税術の本かと思ってしまいますが、むしろ庶民的な内容です。複雑怪奇な規制を揶揄するネタは、割と定番ですよね。現場猫コラでもよく出てきます。

クニガキチント

本書のキーワードに”クニガキチント”があります。ネットで検索すると100件程度ヒットします。本書が2007年出版の本ですから、10年以上前の記事が多いですが、まれに最近の記事もあります。このキーワードがとても的を得ていると思ったので、私もこの記事に使わせていただきました。

子供のころは、学校の先生をはじめとしてお役所側の言うことが正しいと思ってました。ただし、大人になってからは、向こうも同じ人間…いやむしろ…と思うようになりました。やはり自分自身で考える力を鍛えておかないといけませんね。

ここで現場猫コラ再登場。規制ネタって普遍的なんだなと思いました。

バランスのとりかた

”リバタリアン宣言”と言っておきながら、規制の立場と自由の立場を併記していて、割とマイルドな書き方だったと思います。どちらかが合っているということではなく、バランスが大事ですよね。ただし、放っておくとこのバランスは間違いなく規制側に突き進んでいくので、しっかりと自由を宣言しないとバランスが崩れてしまうのだと思いました。自由というか、当たり前の庶民感覚を忘れないことですよね。

最後に参考動画を貼ります。とてもシンプルな考え方なんですよね。
本書を読んでみようと思ったきっかけです。

リバタリアン宣言 (朝日新書)
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